ジャスティメソード

4ステップ:i m a を使って和音の練習・C&G7
 
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和音とは
 詳しい説明は「本科ステップ」で述べられますので、ここでは和音(コードと呼びます)とは3つ以上の音が集まったものであると覚えておきましょう。 また、あるコードの性質を表す場合、アルファベットのAからGまでを使って表します。これを「コードネーム」と呼びます。
 まずは、CG7という2つのコードを覚えましょう。


和音の弾き方
 i m a 指を3本そろえて、③②①弦の上にのせます。そして、腕の重さを指先に伝え、しっかり弦に圧力をかけてから音を出します。
このときに、指の関節を曲げて弾かないように注意します。p 指のときと同じように「アームワーク」を使って弾きましょう。 腕全体の重さをかけた後、ほんの少し手首を持ち上げるようにして、弦から指を外します。手首の動きで弾きますから「リストアクション」で弾くということになります。


エチュード3 : CとG7の練習



 ゆっくり弾きましょう。楽譜の符玉ふだまがいっぱいあるからといって難しく思わないようにしましょう。 よく見ると非常に規則的に並んでいることに気が付くと思います。早く見慣れるようにしましょう。 音を一つずつ読むのではなく、全体の形で何となく分かれば良いのです。また、楽譜の上に書いてあるコードネームを見て、その和音の音編成が分かっても良いでしょう。
 指が弦になじみましたら、「ドレミの散歩」の和音伴奏だけを弾いてみましょう。充分に慣れたら、p 指のメロディと和音伴奏を同時に弾きます。

拍子について
 楽譜を見ると「ト音記号」の次に「拍子記号」が書いてあります。3/4と書いてあったら「4分の3拍子びょうし」と読みます。 これは何を意味しているかというと、1小節しょうせつ(|  |で区切られている1単位)の中に入っている音符の全体の量のことなのです。 つまり、3/4拍子といったら、1小節に4分音符が3つ入っているということで、 |   |となるわけです。 また、|   | や |   |という場合もあります(音符の長さについては8ステップを見てください)。
 この曲は3/4拍子びょうしですから、「123」という拍子ひょうしで弾かれます。 拍子を狂わさないように注意して、伴奏コードを入れるようにしましょう(ここでは伴奏の分の拍数はくすうは数えません)。


 「ドレミの散歩」 向井正義作曲






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