ジャスティメソード

4ステップ:高い音のスケール(音階)練習・a 指の練習
 
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 2ステップで覚えたスケールの仕組みを思い出してください。 ドレミファソラシドというスケールは、全音・全音・半音、全音・全音・半音という音程(音と音の間隔)で作られています。 この音程関係を図で示すと次のようになります。

 これを楽譜にするとエチュード11になります。1ポジションで「ド・レ」の音を出し、5ポジションで「ミ・ファ・ソ」、10ポジションで「ラ・シ・ド」の音を出します。

エチュード11 : a 指を使うスケール練習=1&5&10ポジションの練習


 ②弦の5フレットの音は「ミ」ですから、このミの音を出す時に①弦の開放弦を使うとそのまま①弦で「ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド」の音を出すことができます。 図に示すと次のようになります。


 この運指でエチュード12を弾いてみましょう。

エチュード12 : 1&5ポジションのスケール


p 指と a 指を同時に使う弾き方
 エチュード10と11をよく練習して、ドレミの場所を覚えたなら、早速そのスケールを使って曲を弾いてみましょう。 3ステップと同じ「荒城の月」ですから、曲の感じはつかめていることと思います。
 最初は a 指を使いメロディだけを弾いてみましょう。指が自動的に反応するようになるまでよく練習しましょう。 メロディが流れるように弾けたら、p 指で低音をつけて弾きます。 その際、メロディとベースの音を同時に弾くとアクションが乱れますから、タイミングをずらして弾くとよいでしょう。

 「荒城の月」 滝廉太郎作曲/向井正義編曲





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