「ご挨拶」　
　今回から「フリーステージの会」を行うことに致しました。 これまでの発表会とは違い、もう少し自由なステージの場にしようという試みです。
　ギターの楽しみ方にはいろいろなスタンスがあると言えます。 レッスンを受けている人、また、自分で学んでいる人、サークルなどでギターに親しんでいる人、バンド活動を行いながらクラシックギターも弾く人等様々な形でギターを弾いている人がいらっしゃいます。 そうした様々な立場の人と共にギター演奏のあり方を研究してゆく会になればと思います。
　ギターの魅力を多角的な角度から眺めることにより、新たな可能性が見出されることもあると考えます。 また、スタンスの違う人同士がお互いに刺激を受け合うこともあるでしょう。
　変化というものは良くすれば、進化に結び付く要素があると思うのです。
　また、個人ではなかなかステージ体験を得にくいものですから、一人でギターに親しんでいる人にも気軽にステージが体験できるようにという思いもあります。
「上手に弾けなくてもステージを体験してみたい」
「他の人がどういう風にギターを弾いているのか、同じ環境で弾いて自分と比較してみたい」
「自分の演奏が第三者の耳にはどう受け止められるのか知りたい」
などいろいろな考えの人がいらっしゃると思いますが、ステージでは誰もが等しく演奏できます。
　まさに、JUSTY（公平）です。プロもアマチュアも長いキャリアの人も初心者でも、皆等しくギターを愛している人達という意味では同じです。
　そうした、立場を超えてギターの可能性を伸ばしていけたら幸いです。 本日、演奏する皆さんの努力に敬意を表すると共に、お聴きくださる皆様に深くお礼を申し上げます。

※今回からスタートの「フリーステージの会」、第１回は無事終了いたしました。
　お越しくださった方々、どうもありがとうございました。演奏なさった方々、お疲れ様でした。
　当日の写真は、［ギャラリー］に掲載させていただいております。