7ステップ:ハイポジションのスケール練習・a指のロール奏法
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基礎ステップでは、1フレットから3フレットまで使ってギターの音を作ってきましたが、これに加えて、5〜8フレットの音、9〜13フレットの音を使えるようになると、ギターの魅力が一層広がります。
1F〜4F=ローポジション
5F〜8F=ミドルポジション
9F〜13F=ハイポジション
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②弦上のハ長調のスケール
a
指で弾く
この練習は4ステップで行いました。スケールの仕組みを考えるとこの各音は5ポジションだけで出すことができることに気がつきます。 そうすると曲を弾く場合、ポジション移動をしなくてすみますので、左指の運指が楽になります。
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5ポジションにおけるハ長調のスケール
a
指で弾く
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スケールの総合練習
a
指で弾く
※
ギターの「ポジション」とは、左の1指がセットされるフレットのことです。 基礎ステップでは1ポジションだけを使っていたわけです。これからは5P(ポジションのこと)・10Pも使えるようになりましょう。
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5ポジションのスケールでメロディを弾く
この曲の音域は4ステップで弾いた「荒城の月」とほとんど同じです。 違うのはギターで弾く時の左指のポジションです。 1指を5フレットに置いて、2指が6、3指が7、4指が8フレットに来るようにします。 基本練習をよく行って、5ポジションの運指に慣れてから曲を弾くとずいぶん楽に弾けるはずです。
また、5小節の1指は「セーハ」をしてみると更に合理的な運指になります。
「さくらさくら」
日本古謡/向井正義編曲
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